受験シーズン本番直前【東谷山校】
東谷山校の中釜です。
朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
毎年のことながら寒さが身に染みる頃になると生徒たちの表情に真剣みが増すとともに
強張っても来ます。
昨夜はハイスクールMUGENに通い始めた卒業生が「センターまであと40日、理科を40日で40点あげます!」と近況報告とともに
決意を語って帰っていきました。
学校では私立願書の取り寄せのため、受験予定の私立高校確定調査があり、保護者の方から受験学科の相談の電話が入り
生徒からは公立受験のための学習と私立受験の準備のバランスをどうとるべきかとの相談もあり、こちらも身の引き締まる
思いです。
そんななか学習姿勢が劇的に変化した数学嫌いの生徒がいます。
数学克服のために塾に通い始めたはずなのにいろいろ理由をつけて数学と真正面から向き合うことをせず。
わかったふり、理解できたことも次の日には忘れの繰り返し。励ましながらもときには厳しい言葉もかけてきた生徒です。
その生徒が半月ほど前からしきりに私に食い下がってくるようになってきました。
間違いを徹底的に反復し、じりじりと力をつけていく雰囲気を感じます。
あれほど苦労した計算ミスも減り、何度注意しても実行できなかった図に表して問題に取り組むこともいつの間にか
定着しつつあります。
毎日の学習に気持ちをどれだけ乗せられるかで習熟度にこんなにも差が出るのだと今年もまた実感させられています。
「ここまでくればもう大丈夫!最後まで全力で駆け抜けていこう!」そう声をかけて終わった日でした。