【西伊敷校】素敵な出会い
中2の女子生徒が使っている国語辞典がとても印象的でした。
話を聞くと、小学生のころから使い続けているそうです。
もともとは、お母さんから「国語辞典をたくさん使いなさい。」と言われていたそうですが、本格的に使い始めたのは小学3年生の頃ということでした。そこには素敵な先生との出会いがありました。
3年生のときの担任の先生が、「国語辞典を使ったら付箋を貼ってみよう。なるべくたくさん調べようね。」とクラス全体に言ったそうです。たくさん調べられた生徒にはシールを貼ってくれたり、先生オリジナルの小さな賞状を作ってみんなの前で表彰してくれたり、先生が温かく見守っていたそうです。
ここまで話を聞いて、純粋な感動の気持ちと、少し嫉妬の気持ちを持ちました。
5年前の話を今でも覚えていて大切にしている女子生徒も偉いと思います。ただ、それだけの影響を与えた担任の先生の存在の大きさ。自分も生徒に対して5年後まで覚えてくれるような存在になれるのかな、と自問自答です。いえ、女子生徒は今までの5年間覚えていただけでなく、きっと一生忘れないでしょう。一生忘れられないような存在になりたい、心からそう思いました。
今付箋は全部で1510枚(!)あるそうです。その中で1つの付箋を見せてくれました。
そこには「若葉」の文字が。
そして言っていました、「一番最初に調べた言葉だから、すごく記憶に残っています。」と。
ここからたくさんのドラマを作っていきます! 今日も生徒と一緒に全力授業!